Sainen Takeshi information site

美にまつわる

2024.4.21

ワイン

打ち合わせの帰りにお土産にと頂いたワイン。 プロジェクトがひと段落した際には、先様方をお招きしてパーティをするので その時に皆さんと楽しめたらと保管。

2024.2.15

新しいコンテンツをプレ公開しました。(リリースはまだ先です。) 絵本のデジタル図書館です。絵本を描いてみたいアーティストさんや、図書館のサポーターさんなど、ご興味をお持ち頂けた方はご連絡を頂けますと幸いです。 今回はなかなか大きなプロジェクトです。123(at)sainen.com
デジタル図書館ステキノ

2023.4.22 ある洋品店の定休日

2023.2.4

2022.7.30

永田町料亭

2020.12.17 音のない場所・国立こども図書館

2020.9.28

2018.6.15

2017.9.14 天橋立ワイナリー

天橋立ワイナリー

2017.7.9 300年続く、最古の料亭、八百善(奥鎌倉)の江戸料理

2017.6.20

人ってビーズだなと思う。みんなそれぞれに輝いているし、大きなビーズの人も、小さなビーズの人もいる。そんなビーズが集まって何かを形にしている。僕らはつい大きなビーズや、新しいビーズに目が行くけれど、それがほんとうに澄んだ石なのか見分ける力がいる。ただ大きければいいという人もいる。名前も知らない小さなビーズでもきれいな透明な石だったりすることもある。プラスチックでもキラキラと輝いていたりすることもある。輝きを失ってしまったビーズもある。削れてしまったビーズもある。 けれども磨けばきれいなビーズなのだ。人ってビーズだなと思う。生き物すべてがビーズだなと思う。 すべてのビーズがそれぞれに輝いてほしいと願う。

2017.11.17

2017.5.14・アルパカと

アルパカ

2017.3.14

ひとときの休息でロラン・バルト展を見てきた。哲学者として知られるロラン・バルトですが 彼の残した言葉に 芸術家の作品は 神でも狂気でもなく 彼らの人生の日々を織り成しただけだ。 という感じの言葉があります。デイヴィッド・ヒュームも同じようなことを言っていますが そうした考え方が好きで その言葉のとおり 観念的でない自由な絵に心動かされました。 とても小さな展覧会でしたが いい展覧会でした。

2017.4.4

窓から入る柔らかい日差しに誘われて 近所のカフェで昼食。平穏な午後。Efterklangを聴いている。

2017.1.14

羽

2017.6.13

巻貝を半分に切って、その幾何学的なデザインをみたり、バラの花の形を観察していると、銀河の渦巻きのようだなと思います。 ですが、この巻貝をデザインをしたのは誰でしょう? そもそも、このデザインに至った理由はなんでしょう。 人間の想定をこえる自然の美しさというのは、ほんとうに美しいと思います。最近思うことは、僕ら人間はいつでも固定観念の中にいるなということ。 何かおもしろいものはないかなと、きのこを見て美しいなと思ったり、 結晶を育てたり、僕ら人間の思考が、いくら頑張っても届かない自然の設計図をインテリジェンスデザインと呼んで愛でているこのごろです。

2017.2.4

月光浴

2017.1.3

茂みの深くにあるアトリエ。 たくさんの絵具、きれいな瓶、錆びたハサミ、解き油の入ったブリキの缶、もらった手紙、ずっと昔に描いた絵。 音のない静かな場所は、海の底の大きなサンゴ礁のように、そこに集まる魚のように、 思い出や、感じてきたことの住処となっている。心とは、体に宿るものと思ってきたけれど、 僕にとっては、どうも体の中にあるという感覚よりも、この部屋の中にあるものの方がずっと、 自分は何者であり、何をしていたのか?その答えがあるように思えた。 この空間は時間の概念が日常世界とは違う。10年前の時間も、今の時間も、嵩なって存在するスープのようです。 その場所からいくつかの気持ちを胸のポケットに入れて、街へ出かけるように暮らしている。 猫は家に付くというけれど、猫もどこかの家に心と思いを預けているのだろうか。そんなことを思ったら、 しかめっ面の道ゆく猫が、夜の集会を開く猫が、なんだか微笑ましく思えた。

2016.12.20

賢しらにたからず楽しむ。また明日

2016.11.20

drawing : dance

2017.1.5 箱が可愛い

クスミティ

2015.9.3

僕たちの心は、映画のようです。さまざまな知覚がめまぐるしく浮かんでは消え、 消えてはまた浮かびながらを際限なく、いろいろなシーンを繰り広げていく。 毎日は1コマ1コマのフィルムの合成によって映される映像のようです。 人は瞬間ごとに変わり、今日の僕は昨日の僕ではなかったりする。 きっと僕らは、何ものにもなれるし、何ものにもなれるというのは、とても素晴らしいことだと思います。

2015.6.12・Vol de Nuit

夜間飛行

2015.9.14 意図せぬ時のしらべ

2015.5.13

薔薇のアーチを抜けると

アトリエは薔薇のアーチの先にあります。雨の日は薔薇の棘で傘が破けがちですので、 ここから先は差さずに入ります。静かな花園は小鳥と猫が門番なので誰かがくるとソワソワしだすのですぐ分かります。 私道の入口にはダリという大きな犬がいて、知らない人に吠えます。 今ダリは黄色いTシャツを着て散歩に出かけたので、セキュリティが弱いですね。 宅急便には吠えません。賢いです。

2014.12.16 桂離宮 茶室

茶室外観

織部好を感じさせる自然木と複数の障子が特徴の茶室内観

Maurice Maeterlinck

2014.9.27

青い鳥は 童話で一番好きですが 不思議なおはなしです。 実は このおはなし 旅の途中 青い鳥は何度も見つかるのです。でも持ち帰る途中に 青い鳥は黒く変わったり 死んでしまったり 違う色に変わったりするのです。 チルチルはいつも青い鳥を手に入れられません。ものがたりの最後、家に戻ると、昔から居た可愛がっていなかった鳩が だんだん青く見えてくるのです。そして青い鳥がいたと喜びます。そして やっぱり鳥は空のむこうに飛び去ってしまいます。 そしてチルチルは こう叫びます。 「僕には青い鳥が必要なんです。だれか青い鳥の居場所をおしえてください。」

2014.9.7

両手と胸を広げて すうーと夜星を吸い込んでみる。体の中に小さな星星が満ちていく。

2014.9.18

2014.7.15

集めた輝き。見つけた閃光。ひとつひとつ重ねていく。集めた色。反射するガラス。

2014.8.7

今朝の風はつめたく そして美しい。すっと息を吸い込む。細胞が無数の鈴を鳴らすように凛凛と無数の音を奏でる。

2014.7.12 枯山水

枯山水

見えざるものの中に水を見、聴こえざるものの中から風を聴く。

2014.7.7

七夕。海で天の川を見上げている。 昼間はどこまでも続く白い砂浜。夜は漆黒の闇。足下さえ見えないから宇宙にひとり投げ出されたよう。 けっこう怖い。星が美しい。飛行機の明かりが彗星みたいです。

2014.6.15

キューブリック作品は物理的で好きです。破れない対称性からくる不安定さ。

夜のピクニック

2014.6.12

たんぽぽの綿毛が 月に照らされて 惑星のよう。

2014.4.12

グランドピアノの鍵盤数が88あることを知る。 星座の数も88です。

2014.6.22 Dior クチュール

“クリスチャンディオール

2014.6.6

雨が降る日は 日本で暮らし始めたフランスの友人が 屋根にあたる雨の音を聞いて ついに紙の家の国に来たんだ。と喜んでいたことを思い出します。

パンドラ

2014.6.10

木星の近く、銀色にかがやくパンドラという四角い星。もしパンドラが手にした匣が、こんな美しい純銀の匣だったら開けてしまうんだろうなと。

2014.3.3

息をする回数よりも どれだけ息を飲む出来事に巡り会えたかだと思う。

2014.1.25

世界はうつくしい。捉え方ひとつで世界はどんな色にも形にもかわる。

2013.11.6

人に優しくして 自分が得をしてる間は 誰でも人に優くなれるのですが、 人に優しくして 自分が損をし始めたとき、それでも人に優しくできる人は少ない。そんな時でも優しくありたい。

2013.11.6

人生は打ち上げ花火。楽しくも美しいもの。そしてそうするべきです。

2013.9.5

今感じたことは 今刻まないと消えてしまう。歓びでも悲しみでも 鮮明なほどに消えてしまう。だから感じた世界は紙切れでもなんでもいいから書き残した方がいい。

2013.9.23

この道は一度しか通らない道だから。この道は二度と通らない道だから。ひとつひとつを大切に歩く。

2013.9.21

“”/

2013.8.7

“イチジク”/

2013.6.15

今日の夜空は天と地が逆転したよう。空の上から雲の草原と大海原を見るよう。それが丸くドーム状に地球を包んでいるものだから、どれだけ美しいことか

2013.5.13

蛇の道は蛇だから 蛇の目を持って新しい道を引きたいのです。何をしてもこの思いはいつも変わらず。

2013.6.6 舞踏会

“舞踏会”/

2013.2.8

こころのゆとりがあらゆるゆとりをうみだしてゆく。迷える羊への手紙。羊のファーをかぶった猫より。

2013.3.2

“森”/

2013.1.16

せっかく生きるなら 美しく。言葉も 行動も。それだけでもう 生きた価値はあるというものです。

標本箱

2013.3.12

部屋の中を眺めてた。化石 抜け殻 星図 きれいなピグメント 小瓶には純銀の欠片 ラピスラズリ 三角プリズム 古い図鑑 クローバーの押し花 外国の可愛い紙。ここはむかし学校にあった準備室のようです。ふと思い出す、木星の軌道を記したあの図はどこへ行ったのだろう。

2012.12.27 落としたピグメント

2012.12.20

2012.12.12

Scintille, comme une étoile.

Love letter

2012.7.18

近所の地主さんに芸術って何ですかね?と聞かれ、ラブレターのことではないでしょうか?と答えた。

2012.7.18

冷たい夜をそよぐ 風も 月も 星も鳴る

2012.5.13

ソーダ水の音をきいている。記憶というのは。視覚より聴覚のほうがよほど優秀なのだろう。

2012.5.9

何かを作るにおいて これでベストというところまで来たらチャンスだね。もう少し粘ると必ず素晴らしいギフトが来る。

2012.5.8

少女漫画のキャラクターはいつも瞳孔開きっぱなしだから好き。 泣いてる時も笑っているときも瞳孔開きっぱなしだから好き。 彼らは素敵な時間を生きている。

2012.5.2

朝の月はソーダ水に浮かぶバニラだった。

2012.4.17

ドバイから届いた写真は、 美意識がまるで違う気がして、世界は、広いし、まだまだ自由だなと、自分の固定観念に気づかされた日。

2012.4.14

自分の世界認識次第で、毎日はどんな色にでも変わる。

2012.3.122

Long Goodbye

2012.4.1

街を出たり 田舎に帰ったり 赤道の向こうに渡ったり。見送ることの多いこの季節。みんないってらっしゃい。きっとまた会いましょう。

2012.4.1 桜のころ

空一面は花で それが散るようで 花降る惑星

2012.1.30

ときにあたたあかく ときにだれよりつめたく せかいのおおくをみてきたけれど かたるには まだたりない

2012.1.10

星のキラメキはひとときながら けれどもし それに気づくひとがいたら そういうときには あとにもさきにもありえないような

2011.10.13 Domaine Denis Mortet Gevrey Chambertin

そこは 遠く深いところ 幾重にも茂る新緑 青緑色の森の中 赤く香る無数の小さな実 囀る鳥や虫 むせぶ下草

2011.10.13

とらわれないこころ。かたよらないこころ。こだわらないこころ。ひろく、ひろく、もっとひろく。

2011.10.6

直線的過ぎるものはいつも儚く、曲線的過ぎるものはたゆりながら儚い。

2011.6.10

20才ころ、感じたこと、思ったこと、そうしたことを、気が向いた時に綴っていた手帳が出てきた。 そこには、沢山のことばが書かれていた。 ツギハギされた紙、はさまれた本の切れ端、何かを書いたドローイング。不思議なことに、今、僕が知りたいと思うことは、すべてそこに書かれていた。もしかしたら世界の理は、もうこの一冊のノートに 書かれてしまっているのかもしれないと思った。若いころの感受性に驚く。

2011.6.9

1年前、ブルガリアに住んでいる友人から天文手帳をもらった。月日が経った今、その手帳はスケッチや木星の衛星を追った計算式でボロボロになってる。夏にココアをこぼしたのは悲しかった。

2011.3.7

運命よ。僕が通る。そこをどけ。

2011.2.9

光と影のコントラストは美しい。人間にもある光と影のコントラスト。影があるから光が輝き、その光によって影に色を与える。もしあなたが誰かや何かを美しいと感じたのならば、悲しみの影を見たのかもしれない。

2011.2.16

ご近所友達に生物学の専門書を借りた。化学式は美しい。分子や細胞のくり返し。その繰り返しが植物や動物、鉱物、感情すらも作っていく。

2010.8.28

ガーベラとユリの花がごくごく水を飲んでいます。花瓶の水が減っていく。とても可愛い。

2010.4.9

瞬間はいつも美しいのに、瞬間はいつも触れないね。

2010.3.11

雑誌に載っていた素敵なもの、綺麗な包み紙、世界中の笑顔な人の写真、好きなものや気に入ったものを切り抜いて、ノートに貼りつけている。ボロボロだけど良いノートだ。雑誌の書き写し、ある人が話してくれたこと、行きたいところ、ひらめいたこと、覚えておきたいことはすべてをこのノートに書き込まれた。そんなアルバムは宝ものとなって。本棚に。

2010.3.5

もとめるところ、難しいことなんてひとつもなく。喜びを。

2010.2.12

10代のおわりのころは、フランス映画や難解映画に夢中になって、ミニシアターのオールナイトとかに行っては、朝まで目を開けていた。今、ユーロスペースの前を通り過ぎ、そこにいた大人びた目をした女の子と、大人げない男の子を見て、何だか微笑ましくなった。

end

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